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Rally driver

TAKAMOTO KATSUTA

勝田 貴元

相棒

1993年3月17日生まれ。愛知県出身のラリー・ドライバー。11歳でカートデビューし、18歳でFCJ(フォーミュラチャレンジ・ジャパン)チャンピオン獲得。20歳で全日本F3選手権シリーズ2位となり、2015年からラリーに専念することになり、海外に進出。2017年ラリー・イタリア・サルディニアのWRC2クラスで3位となって初めて表彰台に立ち、2018年のWRCラリー・スウェーデンではWRC2初優勝を果たした。2019年はWRCラリー・チリでWRC2優勝。2020年はヤリスWRCで5戦に出場。2021年はサファリ・ラリー・ケニアで2位に入り初の表彰台を獲得した。2022年はTGR WRT Next Generationに全戦に出場。サファリ・ラリー・ケニアと、最終戦ラリージャパンでは総合3位で表彰台に立ち、ドライバー選手権5位を獲得した。2023年も全戦に出場。ラリー・フィンランドで3位表彰台を獲得した。

人生そのものがカーライフ。

ラリードライバーの勝田貴元です。
父も祖父もラリードライバーで職業が車の運転だったので、車の運転だったりとか
競技車っていうのは常に身近にあった感じですね。

— ラリードライバーの魅力は?

レーシングドライバーの道をずっと歩んできたんですけど世界で活躍したいという気持ちがすごく強くて、そこからラリードライバーへの転向を決心しました。やはりラリーの方は世界中、舗装路だったり未舗装路であったり、いろんな道を走って極限の中で一番早く走る。結構ヤバいシーン、ホントにギリギリの紙一重のところで走っているのでアドレナリンが出てくる一つ要因でもあるのですが、良いタイムが出た時っていうのは、すごく楽しいですし、そこがやはりラリーの魅力ですね。

— ご自身にとってカーライフが担う役割は?

自分も妻と子供が二人いるので、常に車移動が生活の主となっているので、そういった意味では家族と車に乗ることが一番多いかなと思います。あとは自分がやっているラリーという競技を色々な人に知ってもらう、僕たちが過酷な状況下で戦っている中で鍛えられた車の一つ一つのパーツだったりとか、そういったものが実際に、普段皆さんが乗っている車にフィードバックがあって日々快適な車づくりに関わっているんですというのを色々な人に伝えていきたいなと思っています。人生そのものがカーライフといってもおかしくないくらい全て車に関わっている感じですね。

— 車に求めるものは何ですか?

僕が車に求めるものは、安全性と快適性、あとは確実性ですかね。最終的には色々な意味で安全にも関わってくるんですけど、快適に乗れてるとストレスもないですし、やはりリラックスして乗れていれば周りも見えて安全運転にもつながる。車って心配なく運転できる、そういった乗り物であるべきだと思うので、そういった意味で確実性も常に求めていきたいなと、普段乗るものだからこそ思いますね。

— カーバッテリーに求めるものは何ですか?

バッテリーの重要さはすごく自分の中ではプライオリティが高いです。僕自身がフィンランドに9年間住んでいた時もあって、その時にマイナス30度とかそういった過酷な状況の中でも車は当たり前のように走っている。気温の変化が激しいと、バッテリーとか車自体にも負荷が大きいので、やはりバッテリーが上がってしまうとか、一般の人でもよくあると思うんです。雪国だからこそたくさん見てきてるので、そういった所に居たからこそ、より強いバッテリーがいいなと感じてます。

— 今後、どんな車に乗ってみたいですか?

ずっと欲しい車の一つはものすごい音が格段に良いスーパーカーがあるんですけど、それはずっと幼い頃から欲しいなと思ってます。あとは今もミニバンは乗ってるんですが、日々車も進化してるので、より快適な家族で楽しんで乗れるようなミニバンに乗りたいですね。

— 勝田 貴元にとって車とは?

相棒

僕にとって車という存在は“相棒”ですね。常に車が身近にあって、大切な存在、仲間のような存在で、僕も大好きな存在なので、そういった意味では物以上の感覚で付き合ってる感じはありますね。これからも自分の人生の中で車と一緒に生きていきたいというのはすごくありますし、仕事でもプライベートでも相棒としてこれからも長くやっていきたいですね。

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